「お店はあるのに、お客様がなかなか来ない…」
「SNSも更新してるし、チラシも配ってみた。でも反応が薄い」
そう感じたことがある方は、きっと少なくないと思います。
集客というと、“広告を出すこと” “SNSをやること”のように思われがちですが、
実際にはもっと広い視点での「設計」や「動線」「印象づけ」など、複数の要素が関わっています。
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この記事では、これまで多くの店舗運営をサポートしてきた視点から、
**「集客がうまくいかないときにまず見直すべき5つの視点」**をご紹介します。
1.「誰に来てほしいのか」が明確になっていない
集客がうまくいかないお店の多くに共通しているのが、
「誰に向けたお店なのか」がぼんやりしているケースです。
例えば、以下のような状態:
年代も性別もバラバラのチラシを配っている
SNSの投稿に“お店の想い”はあるが、誰に語りかけているか不明
メニューや料金が、誰向けなのか見えにくい
ターゲットがぼんやりしていると、「自分向けだ」と感じてもらえず、スルーされてしまうのです。
→ 解決のヒント:
「自分が一番来てほしい人のイメージ(ペルソナ)」を紙に書き出してみる。
その人が喜ぶ言葉・メニュー・時間帯・SNS投稿内容はどんなものか、逆算することが第一歩です。
2.「知られていない」という集客以前の壁
いくら魅力的なお店でも、“知られていなければ存在していないのと同じ”です。
特に開業1〜2年以内の店舗は、知名度不足によって「来ない」のではなく「気づかれていない」可能性が高いです。
よくある落とし穴:
Googleマップや食べログなどの情報が未登録・未更新
検索結果に出てこない(MEOやSEO対策がされていない)
店前の看板や外観がわかりづらい
→ 解決のヒント:
Googleビジネスプロフィールに写真・営業時間・口コミをしっかり掲載
店舗名+エリアなどで検索して出てこなければ、記事やブログを使って対策を進める
看板に「何のお店か」「誰に向けているか」一目で伝わる言葉を入れる
3.「興味」はあるけど「行動」に至っていない
お店を知っていて、SNSもフォローしているけど「まだ行っていない」…
そんな“惜しい状態”のお客様が多く存在するケースもあります。
これは、「行動への後押し」が足りていないパターンです。
よくある症状:
投稿の内容が情報ばかりで「今すぐ行きたくなる理由」がない
初めての人が来店しやすい雰囲気が伝わっていない
お得感や安心感の伝え方が弱い
→ 解決のヒント:
「期間限定」「今だけ」のキーワードで“行く理由”を作る
店内写真やスタッフの表情など、安心できる雰囲気を可視化
初回来店でドリンク無料」などのライトな特典
4.店内体験が“想像とズレている”
実際にお客様が来ても、リピートにつながらない場合、
店内での「体験」が期待とズレていた可能性もあります。
SNSでは“落ち着いたカフェ風”だったが、店内は賑やかで騒がしい
メニュー写真と実物の印象が違いすぎる
接客対応が雑に感じた
→ 解決のヒント:
SNSの投稿と実際の空間・接客を一致させる
店舗の強みと“期待値”をずらさない工夫をする
5.「再来店の仕組み」がない
1回の来店で終わってしまうのは非常にもったいないです。
小さなお店ほど、**「一度来た人がまた来てくれる仕組み」**を作っておくことが大切です。
LINEやDMなどで再接触できる手段を持つ
次回来店の特典(10%OFF券など)を渡す
名前を覚えて声をかけることで“特別感”を作る
おわりに:「集客=関係性づくり」の視点を
集客は、「広告」や「キャンペーン」だけではありません。
本質は、**「このお店、いいな」「また来たいな」と思ってもらうための“関係性づくり”**です。
そのためには、来てもらうための設計、来た後の体験、そして帰った後の関係がすべてつながっている必要があります。
「うまくいっていないな」と思った時こそ、焦らず、
一つひとつの接点と導線を見直してみることが、次の一歩に繋がるかもしれません。