今回は歯科医院の内装ということで、
現在進行中の案件で、場所は静岡市葵区七間町の『おぎ原歯科医院』をご紹介します。
今まで、5階建てビルの2階で診療しておりましたが、
今回さらに3階にキッズスペースとメンテナンス部門を増築するプロジェクトです。
競争の多い歯科医院の集客には、外観デザインもかなり重要!?
今回のプロジェクトの場所ですが、静岡市内の街中で非常に歯科医院としても激戦区の場所である。
数十メートル先に何件も歯科医院が存在する場所である。
今回、ビルのオーナーということもあり、内装だけでなく外観のデザインから注目度を上げていくことになった。
外観というのは、一番の広告塔であることから、ターゲットに解り易くかつ知ってもらうことが重要です。
オレンジ色が元々のイメージカラーであり、看板もオレンジということで、色のバランスと格子の雰囲気も動きを出し注目度を上げています。
歯科医院の内装でキッズスペースは必須!!
現在、コンビニの数より多いと言われている歯科医院。
街中で、ターゲット層は街中に住む主婦達です。
当然、小さな子供を抱えての来院になるわけですから、子供に気に入ってもらうことが必須であるのと
キッズスペースの存在だけで、安心して通うことが出来る。
玄関ドアを開けた瞬間目に映るアングルで、待合スペースにもなっております。三角形のゲートや可愛らしい壁紙でキッズの要素を取り入れ、ワクワク感を与えるデザインを演出しています。
カラフルなデザインでちょっとしたテーマパークの要素を入れつつ、子供達に対して歯医者に行くことが『楽しみ』と思ってもらえる様な空間を創ります。
診療スペースも隣接していることから、親も安心して診療を受けることができます。
この激戦区である歯科医院の内装で最も意識した事は、異空間を創りだし、歯医者に通うことが『楽しみ』になってもらうこと。
そして、他の歯科医院では見られない空間(造形)を創り、他との差別化を図ること。
前回、私のブログでも紹介した、店舗プロデュースの記事でも書いた通り、建築空間だけでなく
それに伴う販促物(看板、チラシや広告、webのデザイン・・・。)など、すべてターゲットに合わせたデザインに仕上げる必要があります。
もちろん、私も関わらしていただいてます。
また、スタッフの対応も非常に重要です。
今後の展開が非常に楽しみです。
また、完成したらご紹介いたします。