お店を創るときって回転数やリピート客について考えたりしますよね!?
お店のジャンルにもよると思いますが、例えば飲食店やエステ、美容院、接骨院、歯医者などなど。
これらの業種は共通してリピート客(患者)が重要な要素になります。
では、このリピート客って何を基準にお店を選んでいるのでしょうか?
それは・・・
1.お客様が考える「魅力的な価格」
洋服店で考えると、「安い服をたくさん買いたい」という人と、「高い洋服だからこそ魅力的だ」という人。
飲食店で考えると、「安くてたくさん食べれる食べ放題のお店」が良いという人、「高級食材を使った料理でじっくり味わえるお店」が好きだという人。
つまり人によって価値観が違うということを理解すればいいのです。
自分のお店はどの価格帯で創りたいのか。
単純に初めから価格の価値観が合っている人を集めればいいということ。
ただし、注意しなければならないのが、その価格が品物やサービスが適切かどうかということと、その価格帯の需要がどれくらいあるのか。
それらを併せて考慮していかなければ、かえってイメージダウンにつながってしまいますね。
2.この人だったら・・・という「人柄」
リピート客にとっては、重要な要素がこの「人柄」ですよね。
これってどんな業種でも同じだと思います。エステ、美容院、接骨院などのサロン系や飲食店だったらそこのオーナーやシェフ、歯医者やクリニックでは先生や衛生士など、、、
この人だったら任せられる。
この人だったら悩みを聞いてくれる、解決してくれる。
この人に会いに行きたい。
つまり、
自分と相性が合うか合わないかということ。
この「人柄」がリピートするかの判断になってくると思います。
話の仕方、間の取り方、フィーリング、その人の空気感、様々ですが、特にサロン系は1対1の接客になるから、最も重要な業種かもしれませんね。
やり方は色々ありますので、研究してみるとイイですね。
3.信用されている「ブランド力」
これは、モノづくりをしている私にとってとても重要な要素であり、物凄く好きな項目です。この「ブランド力」って何かというと
例えば、「このサロンだったら間違いなく満足させてくれる」「この人が作る〇〇だったら絶対に美味しい」「このお店の洋服だったら間違いない」
など、人がモノや店を選ぶのに、はじめから信用されているということですよね。
さらに、それが「人」に対しても同じことがおきています。「この人がこうなら・・・」「この人にお願いすれば・・・」など。
これはブランドというより「ファン」と言った方が正しいかもしれません。
つまり、この「ブランド力」がリピート客の集客に重要であるということはわかるかと思います。
私はお店のデザインを提案する時必ず店主や商品、企業だったら理念を共有し、それを内装デザインに結び付ける努力をしております。
これって数日、数週間で出来るものでもないと思います。数年経て完成していくものだと感じます。
開業する人、店舗を増やす人、店内を改装する人。その時は自社の「ブランド」をしっかり考えて作ることをお勧めします。
意識して造れば必ず見えてくると思います。